行田のぞみ園ブログ

特定非営利活動法人行田のぞみ園のブログです。

カーテンぬうのはかんたんかんたん

こんにちは。今日、明日は行田のぞみ園は定休日です。

今日は冷えますね。太陽が出たと思ったらすぐに曇り、雨もぽつぽつと。

みなさま、暖かくしてお過ごしくださいね。

 

北欧の冬は日照時間がとても短く、冬になると家の中で過ごす時間が多くなるため、インテリアが発達したと言われていますね。だんだん寒くなると、内にこもっていたくなるもの。部屋の模様替えをしたくなるのも、季節の変わり目あるあるではないでしょうか。

 

今日ご紹介する本は、しゃべるカーテンのお話です。

おしゃべりなカーテン

「わたし、これから仕事を始めようと思うのよ」と、おばあさんの一言から始まったのはカーテン屋さん。手始めに作った真っ白な麻のカーテンはふうわりと膨らんで、おしゃべりを始めたのでした。

 

春、夏、秋、冬、とおばあさんのカーテン屋さんには、ふうがわりなお客さまが次から次へとやってきます。彼らが求めるのは、遠い故郷の海の色のカーテン、月の光を遮るビロードのカーテン、星の夜のピエロのカーテン、小さな花嫁の、雪の日のカーテン...。

 

おばあさんがかたかたとミシンで縫う色とりどりのカーテンは、それぞれにお客様の居場所を照らし、おしゃべりなカーテンとおばあさんの一年も、また巡ります。

 

安房直子さんのふんわりとした端正な語り口はとても魅力的。おばあさんとおしゃべりなカーテンとの掛け合いも、ふふふ、と笑ってしまうのどかさがあります。

ふとした時に思い出す一冊というのがあるとしたら、この本もそうではないでしょうか。

どんな家のどんな窓に、どんなカーテンをかけるのか。おばあさんがカーテンを縫う時、そこにはいつも誰かの幸せへの祈りがあるような気がします。

おばあさんは、私の部屋にはどんなカーテンを作ってくれるだろう。私は、どんな色のカーテンをかけたいのだろう。

そんなことを思いながら読んでも、面白いかもしれませんね。読み終わった後には少しだけ周りを見渡して、部屋を整えたりお掃除をしたり、何か自分にできることを探してみたくなるような、そんな一冊です。