こんばんは。
日が落ちるのが驚くほど早いですね。
毎週、お隣の教会では、クリスマスのろうそくに火が灯っていき、今週はもう3本目です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年は年賀状の需要が増大、というニュースを目にしました。
なかなか会いづらい時節柄、せめて便りを、という思いは皆さん一緒なのかもしれません。
行田のぞみ園に頂くご注文でも、今年は集まれないから贈り物を、とご注文してくださる方も多く、お客様の暖かなお気持ちを感じます。いつもありがとうございます。
さて、日本では年賀状ですが、海外ではこの時期はクリスマスカードを贈り合う方が多いですね。今日はクリスマスとお手紙にまつわる絵本を何冊かご紹介します。
1冊目は、「ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス」です。
おとぎかいどうの住人に、クリスマスのお便りを配達していく郵便屋さんのお話です。こちらはシリーズ作品なので、気になる方は、シリーズ前作「ゆかいなゆうびんやさん」からぜひどうぞ。赤ずきんちゃんや狼、3匹のクマ、豆の木のジャックなどなど、おとぎ話の住人たちがたくさん出てきて、彼らの意外?な「その後」がちょっと覗けるかもしれません。ちょっとシニカルな脚色に、イギリスらしさを感じる一冊です。
このシリーズの特色は、何と言ってもおとぎかいどうの人たちのお手紙を実際に取り出して読める仕掛け絵本というところです。繰り返し手紙を取り出しすぎて、しまいには行方不明になる、ということもありますのでご注意を...。特にクリスマスは、前作にもましてパワフルな仕上がりに。住人たちのお手紙ばかりか、すごろくやミニパズルまでついてくる充実ぶりです。住人たちの趣向を凝らしたクリスマスカードの数々を、お楽しみください。
郵便屋さんつながりで、「サンタさんからきたてがみ」 もおすすめです。
ねずみの郵便屋さんは、いつも一生懸命、お手紙を森の動物たちに届けています。クリスマスの前の日、大切なお手紙を雪の中に落としてしまうねずみの郵便屋さん。一通だけ宛名が滲んで、誰に届けたら良いのか分からなくなってしまいます。困った郵便屋さんを助けたのは、いつも手紙を届けている森の仲間たちで...?
手紙をダメにしてしまってしょんぼりとしてしまう郵便屋さんを、優しく助ける仲間たちの姿が印象的な、温かみのある一冊です。雪に濡れた一通の手紙は、果たして誰へのお手紙なのか?手紙が呼び寄せるクリスマスのとっておきの贈り物を、ぜひぜひ森の動物たちとお楽しみください。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
また明日から販売にお邪魔する予定です。よろしくお願い致します。