行田のぞみ園ブログ

特定非営利活動法人行田のぞみ園のブログです。

5月のクリスマス

こんにちは。日差しがとても強い日ですね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

5月も今週でほぼ終わり、と考えると、少し信じられない思いです。長かったようなとても短かったような、不思議な感覚の1ヶ月でした。皆さんはいかがでしたか?

この1ヶ月、社員、スタッフ、周りの方々も元気に過ごせ、お菓子もご注文いただいて製造できたことが、何より嬉しいことでした。ありがとうございます。

6月以降の予定についてはまだ分かりませんが、何か決まったらこちらでもお知らせ致します。良い1週間をお過ごしくださいますように。

 

何となく振り返りのようになってしまいましたが、この1〜2ヶ月は製菓材料が大人気とのことで、小麦粉が手に入らなくて困った、という方もいっぱいいらっしゃったのではないでしょうか。幸い行田のぞみ園では無事に確保できましたが、小麦粉は何と言ってもお菓子の要ですので、手に入らなかったら...と思うとヒヤヒヤします。

 

今日はお休みなので、久しぶりに絵本をご紹介、と思いましたが、小麦粉と5月つながりで、「長い冬」を少しだけ。

https://www.iwanami.co.jp/book/b269722.html

 

 

こちらは絵本ではなくて児童書ですが、「大草原の小さな家」シリーズの1冊です。

アメリカの開拓期の一家の生活を、ローラという一人の少女の視点で追っていく傑作シリーズです。テレビドラマシリーズでご存知の方も多いと思います。

 

開拓期の物語なので、ローラ一家には、行く先住む先でバッタの襲来など様々な苦難も襲いますが、中でもこの「長い冬」はとにかく大変。

 

ローラ13歳の年、猛吹雪が7ヶ月続くと予言された厳しい冬がやってきます。

先住民の予言通り、実に5月に到るまで長い冬が続き、汽車は止まり、蓄えた食料も小麦粉もじりじりと減っていく様子には息が詰まります。この危機を、ローラと家族、町の人たちはどう乗り越えたのでしょうか。

 

比べることではないでしょうが、少しだけ今の状況とも重なり、読んでしまう一作です。長い長い冬を乗り越えた時、ローラの母さんが、やっと手に入れた小麦粉で次々と料理やお菓子をこしらえるシーンも印象的。どんな味がしたんだろう、と思わず想像してしまいます。

 

 「大草原」シリーズには、とにかくここで語りつくせないくらい色々な魅力はありますが、何と言っても出てくる食べ物がとにかくおいしそう!なのです。

じゅうじゅうあぶる豚のしっぽ、冬の林で採取するメープルシロップの甘さ、暑い日の盛りに飲むエッグノッグなど、どうしてこんなに美味しそうなのだろう、と不思議に思っていましたが、この「長い冬」のような飢えを知っているからこそ描けるのかもしれません。

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ローラのお母さんが長い冬の先で焼いたお菓子の美味しさには負けてしまうかもしれませんが、今週も、材料が手に入る幸せに感謝しつつ、お菓子を製造していきたいと思います。よろしくお願い致します。

 

 

対面販売を自粛しておりますが、製造はしております。良かったらぜひご注文ください。

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