こんばんは。
厳しい寒さが続きますね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。行田のぞみ園は本日お休みです。
販売を自粛しておりますが、火曜日から金曜日まで市内の川島書店様に商品を置かせていただいています。近隣の方はぜひお寄りください。
今日はお休みなので、一冊おすすめ本を紹介しております。
年末には大掃除をされましたか?
久しぶりに棚の奥、引き出しの奥を見てみると、思いがけないものを見つける時がありますね。ずっと探していたもの、もう無くしたと思っていた物が出て来たりはしませんでしたか?今日は、そんな小物たちのひっそりと暖かなお話です。
レミーさんというご婦人の家にはたんすがあり、そのひきだしの中には、小さな可愛らしい瓶や箱、かつてキラキラした物を詰めたり入れたりしていた小物たちが仕舞われています。宝石のようなチョコレートが入っていた小さな箱が、ある日ひきだしにやってくるところから物語は始まります。
ひきだしの中の小物たちは、かつて自分たちが笑顔で手渡され、使われていた暖かな記憶を持ち、いつかこのひきだしから出て行く時を楽しみに待っています。もちろん、チョコレートの小箱も。
レミーさんの手で、ジャムを詰めたりピクルスを入れたり、用途を変えてまた使われる小物たちですが、チョコレートの小箱だけ、なかなかお呼びがかかりません。やきもきする小箱。そんな最中、レミーさんの元にお客様がやって来るのですが、果たして小箱の運命は?
この本は贈り物としていただき、知りましたが、手にとってめくった途端に大好きになってしまいました。どこか懐かしさが漂う柔らかい絵柄、色合いがとてもキュートな絵本です。
色とりどりの包装紙や小さな小箱、クッキー缶、ガラス瓶などにときめいてしまう方はぜひどうぞ。