行田のぞみ園ブログ

特定非営利活動法人行田のぞみ園のブログです。

小さな小さな

こんにちは。今日は行田のぞみ園はお休みです。明日からまた、よろしくお願い致します。

 

小さな蛇がのぞみ園の近くにいました。

あまりに小さく、最初はトカゲかな?と思って、小さな男の子に写真を見てもらったら「模様があるから蛇だよ」と鑑定?してくれました。

写真を撮っていたら警戒させてしまったのか、鎌首をもたげてこちらをじっと見ていました。

小さくても、蛇にはやはり独特の怖さがあります。じっとこちらをしばらく見てから、ふっと目を離した瞬間、するする、と消えてしまいました。緊張感のある一瞬でした。

 


 なんとなく、「へびのクリクター」を思い出したので、ご紹介します。

へびのクリクター

 

フランスの小さな町に住んでいるボドさんに、ある日息子さんから不思議な箱が届きます。開けてみたらびっくり、そこには大きな蛇が入っていて...。

 

 

 

 

優しくて賢い蛇のクリクターとボドさんの日々が、温かく優しく、愉快な調子で語られていきます。最初はびっくりしたけれど、自分の子供のように蛇にミルクを飲ませるボドさん、その優しさに素直に答えてボドさんを守るクリクター。カフェでお茶を飲んだり、長い長いセーターを編んであげたりと、ご婦人と蛇のおかしく素敵な日常が印象的です。

作者は、「ゼラルダと人食い鬼」「すてきな三人ぐみ」などで知られている作家ですが、ありえるはずのない二人が出会い、奇妙な友情を結ぶ、というのは十八番なのかもしれませんね。

 

当時はあまり着目しませんでしたが、今読み返すと、1カット1カットに惹きつけられます。フランスの町並みも素敵ですし、なによりボドさんもクリクターもとってもお洒落!

 

フランスの蛇の小粋さには叶わないかもしれませんが、行田の蛇も、たくましく生きていってほしいなあ、とクリクターを思い出してふっと思ったのでした。

お付き合いいただき、ありがとうございます。

 

明日からまた販売に行かせていただきます。よろしくお願い致します♫

 

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