こんばんは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
行田のぞみ園は、今日はお休みです。また明日から、よろしくお願い致します。
お休みの日は絵本や本の話などをしています。お時間のある方はお付き合いください。
クリスマスが近づいてきましたね。行田のぞみ園でも、ご予約いただいたケーキを、お渡しし始めています。そこで今日は、クリスマスとケーキと言ったらこの一冊をご紹介します。
今日は久しぶりのぐりとぐら。冬の２ひきの絵本です。
雪の日の森の中。雪合戦をしていたぐりとぐらは、大きな大きな足あとを見つけます。森の動物たちよりも大きな、ながぐつのあと。足あとをたどっていった2人は、なんととてもよく見慣れた家の前にたどりつきます。そう、そこはぐりとぐらの家の中、見知らぬ客人はいったいなにをしているのでしょう？
大きな長靴、真っ赤なオーバー、白いえりまき、真っ赤な帽子の持ち主。ぐりとぐらの家にやってきた不思議なお客さまの名前は、一度も作中では呼ばれませんが、ぐりとぐらも、私たちも、もちろんその人が誰かは知っています。
ひっそりと明るい雪の日の静寂や、暖かな家の空気も感じ取ることのできる、静かで素敵なクリスマス・ストーリー。何より今作に出てくる、大きなケーキもとっても美味しそう！なのです。クリスマスになると思い出してしまう一冊ですね。
