こんにちは。
もう梅雨明けかな？と思ってしまうような1日でしたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。今日は行田のぞみ園はお休みです。また明日から、よろしくお願い致します。
暑くなってくると、見上げる雲も驚くほど大きく、そびえ立ってくるような気がします。今日は、雲の絵本をご紹介します。
作者のピーター・スピアーは以前「雨」の絵本もご紹介しましたが、こちらも字のない絵本です。
風の吹く丘の上、草の上に寝転んで子供たちが見上げているのは、空と雲。
真っ白な雲は、動物や龍、大きな鯨、はたまた魚に船と自在に姿を変えていきます。子供たちが空に描く景色は雄大で壮大、とどまることを知らない自由さがあります。明るくて影のない色調で描かれる夏の空。ノスタルジーを感じる一冊でもあります。
子供の頃、見上げる空の青さ、そびえ立つ雲に、気が遠くなるような思いをしたことがあるでしょうか。小さな子どもにとって、夏の季節は忘れがたく、永遠に続くのかもしれない、と思わせるような魔法に満ちています。今の季節、一足先に夏の匂いをお楽しみください。
