こんばんは。
桜は一週間であっという間に散ってしまいました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
日曜日はイースターでしたね。卵に絵を描いたよ、という方もいらっしゃるでしょうか。行田のぞみ園も、以前紹介しましたがイースターのご注文で使っていただきました。今頃美味しく食べていただいているかな、と思うととても嬉しいです。
今日はお休みの日なので、オススメの本などを紹介しています。
卵にまつわる絵本と言ったら、基本中の基本を忘れてはいけないと思うので、ご紹介します。今更言うまでもないほど、大人気の絵本ですが...。
『ぐりとぐら』です。
お料理すること、食べることが何より好きなぐりとぐら。森の中で、大きな大きな卵を見つけます。
二人は何を作るか悩んだ末、大きな大きなカステラを作るのですが、卵が大きすぎて運べません。さあ、ぐりとぐらはどうするのでしょう。
読まれた皆さんには覚えがあることでしょうが、焼き上がりのカステラの、金色に輝いていておいしそうなこと!自分も森に行って、ぐりとぐらとカステラを食べてみたい...と、つい今でも夢想してしまいます。ずっと憧れのカステラ、夢のお菓子です。
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こちらはおまけ。
絵本と大変かけ離れて恐縮ですが、卵つながりで『卵をめぐる祖父の戦争』も一押しです。
こちらは完全に大人向けですが、1942年、ナチス包囲下のレニングラードで起きた卵をめぐる攻防戦。飢餓と暴力の支配するレニングラードで描かれる物語は、スリリングでありながらどこかコミカル。このさじ加減が絶妙で唸ってしまいます。ロードムービーの要素もあり、奇妙で代え難い友情譚でもあり、それ以上でもあり、そして実は隠れたチェス小説でもあります。チェスにはいつも狂気がつきもの。
くどくど書きましたが、とにかく面白い!一冊です。
作者のD・ベニオフは大人気ドラマを手がけるディレクターでもあるので、視覚的で鮮烈な描写、スピーディーな展開はお手のもの。もっともっと書いてほしい方の一人です。短編もオススメです。